宗谷ラッセル撮影記 1 - 雄信内俯瞰

目次

撮り鉄の朝は早い…

2026年1月12日、午前3:30に起床し、朝食を食べ、うんこを出して天気をチェックします。晴れたら利尻山目的で芦川パーキング、天気が悪かったらそれ以外の場所と決めていました。
この日は天気が悪かったので雄信内俯瞰に決めました。
5:30 に撮影に向けて出発します。外は吹雪です。

雄信内俯瞰の入り口まで

夜明け前のまだ真っ暗な道を吹雪の中進んでいきます。なかなかしびれるドライブです。
途中一瞬だけホワイトアウトして視界が真っ白になります。一瞬ブレーキを踏みますが、すぐ視界が開けたのでブレーキを緩めます。かなりの恐怖感です。
北海道名物の矢印標識が赤く点滅してて、非常に頼もしかったです。
そんなこんなで雄信内俯瞰の入り口に着いた頃にはすっかり夜が明けてました。
ここが入り口です。昨日訪れたであろう撮り鉄の踏み跡だけが頼りです。

雄信内俯瞰へ

ここからは撮り鉄の踏み跡を頼りに撮影ポイントに向かいます。雪が深そうでしたのでこのために用意したスノーシューを履きます。

撮影ポイントまで水平距離で 100m ほどですが、起伏があるのと雪が柔らかくて沈むのでなかなか前に進めません。
雄信内俯瞰には上段と下段のポイントがあり、途中上段に向かう踏み跡を見つけましたが、とりあえず下段に向かいます。
途中で車の鍵をかけ忘れたことに気づいて、鍵をかけに戻ったりしましたが 30 分ほどで到着しました。

到着して、予備のバッテリーとかブロワーとかが入ったバッグを忘れたことに気づきましたが、撮影はできるので戻らずセッティングします。

雪は止んだと思ったら吹雪いたりと不安定です。雪除けのタオルも忘れたバッグに入ってましたが、傘はあったのでそれでしのぎます。
そして 9:59 に踏切の音が聞こえてきて除雪列車がやってきました。初めての宗谷ラッセルです。

後片付けをして車に戻ります。帰りは 15 分ほどでした。
途中上段に向かう新しい踏み跡が付いていましたので、誰かが上段にいたようです。私がいた下段には誰も来ませんでした。

雄信内駅跡へ

私は追っかけ撮影はしないので、のんびり次にどこ行くか考えます。路駐を続けるのも良くないので、雄信内駅跡に行ってみることにしました。この通りなにもありません。

おなかが空いたので菓子パンを食べて稚内に戻ります。

稚内へ

稚内に戻り、副港市場で昼食をとります。寒かったので旨辛味噌ラーメンを頼みました。思った以上に辛くて良かったです。

実家に送るお土産を買って、ソフトクリームを食べながら、撮影した写真をセレクトします。

15 時に夕食を食べ、ホテルに戻ったところで、明日の宗谷ラッセルはいわゆる「ノロッコ釜」になりそうという情報が入ってきました。このタイミングで変わり種が来るとは運がいいです。人生の運を使い切っていないか心配になります。

明日も 3 時に起きるため 19 時に寝ました。

宗谷ラッセル撮影記 0 - 東京→旭川→稚内移動

2026年1月11日から1月17日まで、宗谷ラッセル撮影のために稚内に行ってきました。ここでは東京から稚内までの移動について記載します。

目次

宗谷ラッセルとは

宗谷ラッセルとは、宗谷本線を走る除雪列車の事です。
宗谷本線は旭川と稚内を結ぶ 259km の鉄道路線です。特急列車も走っている幹線ですが、運賃計算上は地方交通線に設定されています。

除雪列車は「列車」という名前がついている通り、普通列車などの営業列車と同じように、あらかじめ決められた時刻に従って運行されます。
北海道の除雪列車はほとんどがラッセル型です。ラッセル型とは機関車の推進力でもって線路上に積もった雪を押しのけていく方式です。
除雪列車ですがロータリー式といって機械で雪をかき集めて、遠くに飛ばす方式もあります。東北地方ではこの方式が使われる印象があります。

東京→旭川

東京から旭川は普通に飛行機で移動します。
旭川空港は悪天候のため引き返すかもしれないという条件付きの運航でした。
旭川上空まで順調に運航してきましたが、空港の除雪作業のためすぐには降りられず。幌加内上空をぐるぐるして、結局 20 分遅れで到着しました。

旭川→稚内

旭川空港から稚内まで自動車で移動します。
ChatGPT にやめとけと言われた強行軍でしたが、稚内空港は冬の就航率が最低 60% まで下がるので、就航率が高い旭川空港から移動することにしました。
北海道というとアイスバーンが危険と言われていますが、この日は気温が高くシャーベット状になっていました。アイスバーンよりやばい状況です。

道の駅侍しべつで休憩。雪がシャーベット状になっていて水たまりもできています。まるで東京に降った雪のようです。

道の駅びふかでも休憩。昼食のあんまんを食べます。

予定より巻きで進んでいるので音威子府駅に立ち寄ります。駅そばは終わってました。
宗谷ラッセル目的と思しきカメラを持った人たちがいました。

天北線資料室を見て回って先へ進みます。

道の駅なかがわでも雪はシャーベット状でした。この辺りはもう道北と言っていい場所ですが…

17時に稚内のマクドナルドに到着。7時間ほどかかりました。

冬の北海道での運転はなかなかしびれる体験でした。

  • シャーベット路面でタイヤが轍に取られる
  • 赤信号で止まったらスリップ
  • ホワイトアウト
  • 除雪の車列にぶち当たった時の安心感が凄い

何とか無事稚内に着きましたので、翌日からここを拠点に宗谷ラッセル撮影をしていきます。

2025 年買ったもの

あけましておめでとうございます。新年最初の記事は 2025 年に買った主要なものを挙げていきます。

HAKUBA GW-PRO マルチモード ショルダーバッグ 15 SGWP23-MMSB15 (2025-01-08)

15L 入るショルダータイプのカメラバッグです。
EOS R5 Mark II と RF24-105mm F2.8 L IS USM Z が接続された状態で縦に入るのが非常にいいです。
それだけの機材を入れると非常に重く、肩が壊れるわけですが…

Dell U2723QE (2025-01-22)

ミラーレス一眼での撮影で HDR PQ を使うようにしましたので、HDR に対応しているモニターが欲しくなって購入しました。

Peak Design カー ベント マウント M-CM-AC-BK-1 (2025-02-03)

通風孔に取り付けるタイプのスマホスタンドです。CarPlay が使えないカーナビ用に購入しました。通風孔の水平方向のフィンが 1 枚の自動車には使えなかったので手放しました。

Peak Design カメラ キューブ V2 ラージ BCC-L-BK-3 (2025-03-17)

2024 年に RF100-300 F2.8 L IS USM を購入していて、それを運ぶために購入しました。
RF100-300 F2.8 L IS USM の三脚座を交換していませんので、隙間が多めで若干スペースを無駄にしている感じがありますが、機材が重いのであまり詰め込めないので、かえっていいかもしれません。

Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W) A1336011 (2025-03-24)

EOS R5 Mark II に給電するには 20V が出るモバイルバッテリーが必要ということで購入しました。
EOS R5 Mark II は寒さに弱いという話が出てきましたので、これを上着の内側に忍ばせて EOS R5 Mark II に給電する想定です。
でかくて重い (約0.5kg) です。

UGREEN 車載ホルダー 45141 (2025-05-12)

Peak Design のカー ベント マウント の代替品として買いました。通風孔の水平方向のフィンが 1 枚の自動車にも使えます。

QNAP TS-464-8G (2025-08-01)

それまで使っていた 2 ベイの NAS では容量が厳しくなってきたので 4 ベイの NAS を購入しました。RAM は 8GiB ですが、8GiB のメモリを追加して 16GiB で使っています。
16TB * 2 + 18TB * 2 で RAID10 で運用していましたが、16TB の HDD が壊れてしまい、現在は 22TB * 2 + 18TB * 2 で運用しています。これで当分の間は容量不足になることはないでしょう。

Panasonic 全自動コーヒーメーカー NC-A58-K (2025-09-16)

豆から淹れられるコーヒーメーカーです。
インスタントコーヒーばかり飲んでましたが、インスタントコーヒーの味に飽きてきましたので購入しました。
この機種の先代の機種を持っていましたが捨ててしまっていたのが悔やまれます。

Canon RF45mm F1.2 STM (2025-11-11)

F1.2 という明るさながら、重さ約 300g、価格も 6 万円台で買える単焦点レンズです。
レンズ構成は変形ダブルガウスということで、オールドレンズ的な写りかと思ってましたが、そんなことはなくなかなかシャープに写ります。
晴天の屋外では F1.2 のボケを堪能するには厳しいので ND フィルターか 1/8000 以上の速さでシャッターを切れるカメラが必要です。
絞るとフォーカスシフトが発生するようですが、露出シミュレーションを ON にすることで緩和されます。
近接撮影では、前ボケ後ボケにフリンジが出ます。これがこのレンズの味ですので、フリンジが気になる方は買わない方がいいと思います。
現状フードも品薄ですが、無限遠では前玉が奥に引っ込みますので、遠景であれば鏡筒がフード代わりになってくれます。
保護フィルターをかぶせれば実質インナーフォーカスなレンズになります。ただし、遠景ではフィルターと前玉の間がかなり開きますので、ゴーストには気を付けた方がいいかもです。
キヤノンはたまにこういうエッジの効いたレンズを出してくるので油断ならないですね。

Nextorage CFexpress 4.0 Type B PRO Series 330GB NX-B2PRO330G (2025-12-29)

CFexpress Type B カードは充足しているのですが、メモリの価格が高騰しているので今のうちにと衝動買いしてしまいました。
現在使っている ProGrade Digital Cobalt 325GB を売る予定です。

まとめ

なんだかんだで買ってますね。2026 年は節約の年にしたいですが、どれだけ我慢できるか…

釧路難読地名巡り

10/11~13の三連休で釧路町の難読地名ロードに行ってきました。
10/12 朝の 5 時、日の出前にホテルを出て最初の目的地に向かいます。最初の目的地は「又飯時」です。これは何とか読めそうです。

バス停がありますが、裏と表で名前が違います。

道道 142 号を進んで行きます。
「地嵐別」。これも読みと漢字が一致してそうな感じです。

「宿徳内」。これも常識の範囲内です。

「嬰寄別」。一気に難易度を上げてきました。

昆布森の看板は道道 142 号沿いに無かったので撮っていません。帰宅後調べてみたら釧路町昆布森支所にあるようです。
「伏古」。これは難読って感じではないですね。

「幌内」。この字で「ホロナイ」と読ませる場所は、北海道にはそこかしこにありますが、ここは「ポロナイ」でちょっと変化球をつけてます。

「来止臥」。こちらも変化球が付いています。

「十町瀬」。素直な読みです。

十町瀬の集落は廃村になったようですが、通信施設の名前に残っています。

交通安全のお地蔵さんもいます。

「浦雲泊」。ここから難易度が上がってきます。

「跡永賀」。読みが判れば納得な当て字。

「冬窓床」。地名の漢字は後から当てるのが普通ですが、これほど常識はずれな当て字は無いでしょう。

「初無敵」。これも読みが判れば納得な当て字。

「入境学」。「ニコ」になぜ「入境」を当てた ?

「賤夫向」。これも難しい。

賤夫向にはトイレ付きの駐車場があります。駐車場からは太平洋が一望でき、なかなかのロケーションです。天気が良ければさぞ気持ちいいことでしょう。

「分遣瀬」。何を食ったら「チャラ」に「遣」を当てようと思うのか ? 看板は「分遺瀬」となっていますが「分遣瀬」が正しいようです。

「円山」。この看板はなぜか緑です。難読地名ではないから ?

「老者舞」。「オシャ」まあわかるが「マップ」に「舞」を当てた理由がわからない。

ここからは道道 142 号をいったん外れ、尻羽岬方面へ進んでいきます。
「知方学」。「チポ」という響きがかわいい。

デマンドバスの待合室があります。前日までに予約が必要とのこと。

ここからはダートになります。
「去来牛」。これは常識的な当て字です。

「尻羽岬」は厚岸湾を構成する岬です。「シリ」ではなく「シレ」なところが微妙に難読です。駐車場から徒歩 30 分くらいで行けるようですが、風が強いのと天気も悪くいつ大雨にやられるかわからないので、今回は断念しました。駐車場やここに向かう道でも北海道らしいクマザサの丘陵地を堪能できます。

老者舞まで戻って道道 142 号を厚岸方面へ進んでいきます。
「古番屋」。ほぼ和名ですね。

「仙鳳趾」。こちらも常識的な当て字です。

「重蘭窮」。仙鳳趾の公園の隣にある公民館っぽいところにありました。

難読地名めぐりは終わりましたが、ひとつ気になる地名があるのでそこに行ってきます。
「オタクパウシ」。ちゃんと緑の看板が立っています。看板が立っているのはオタクパウシの集落のかなり手前です。オタクパウシの中心には牧場しかないようなので、ここで折り返しました。

トイレに行きたかったので尾幌駅に行ってみましたが、車掌車転用の駅舎でした。ただ駅前にコンビニがありましたのでそちらで用を足しました。駅前には新鮮な野グソがありました。コンビニまで我慢できなかったのでしょうか…

余裕のありすぎる計画を立てていたので、4 時間ほど時間が余りました。とりあえず釧路に戻ることにしました。尾幌駅を出てすぐ発見したのが「ハト」の警戒標識。「あっ ! ハトだ !!」って声が出ちゃいましたね。

釧路のマックで 2 時間ほどダラダラして、地図を見てて思い立ったので東釧路駅に向かいます。なかなか立派な駅です。

だだっ広い待合室に 8 人分のベンチがあります。

国鉄おなじみのどどめ色の看板です。

釧網本線の 0 キロポストです。根室本線の 313k800 は滝川からの距離です。今はもうつながっていません。

駅前にはコープさっぽろ貝塚店があります。コープのくせにダイソーやら無印やら GEO やらが入ってます。広大な駐車場がありますし、本数も少ないので鉄道で訪れる人はまずいないでしょう。

というわけで釧路町の難読地名巡りを終え、その日の夜は寿司を食べ、翌日帰りました。

Mastodon に絵文字リアクションのサポートを追加した

発端

Mastodon のサーバーを運用しつつ、Fediverse の世界を楽しんでいるわけですが、Misskey の絵文字リアクションという隣の芝が青く見えてきました。そこでこんな投稿をしました。

Post by @su@fedi.fullstuck.net
View on Mastodon
Post by @su@fedi.fullstuck.net
View on Mastodon

2 番目の投稿に返事があり、kmyblue を教えていただきました。

Mastodon による絵文字リアクションの実装と言えば Fedibird が有名で、こちらしか知らなかったのですが、Fedibird は Mastodon ver.3 ベースであり、現行の ver.4 に移植するのはかなりきつそうでした。

その点、kmyblue は ver.4 ベースですので多少は楽できるかもと思い、Mastodon v4.4.7 に kmyblue の絵文字リアクション関係のコードを移植する方針で作業を開始しました。

方法

方法は至って単純です。

  1. Mastodon を fork する。
  2. fork した Mastodon を clone し、v4.4.7 に switch。
  3. kmyblue を clone する。
  4. WinMerge で両者を比較。
  5. kmyblue で grep emoji して該当するソースを検索。
  6. 前項で見つけたソースを WinMerge で差分を見て、関係ありそうなところを移植。
  7. kmyblue にしかないファイルについては、ファイル名に emoji が含まれてればそのままコピー。
  8. 一通り移植したら、bundle exec rails assets:precompile が通るか確認。
  9. bin/dev を実行してデバッグ。連合しなくてもわかるバグを取る。
  10. 連合しないとわからないバグを取るため AWS にデプロイ。
  11. AWS 環境でデバッグ。

という感じです。だいたい一週間でエラー無く動くようになりました。

動作

Mastodon から Misskey にリアクションを送る

  1. Misskey に投稿します。
  2. Mastodon に Misskey アカウントの投稿が流れてきます。リアクションします。
  3. リアクションしました。
  4. Misskey にリアクションが表示され、通知が来ます。

Misskey から Mastodon にリアクションを送る

  1. Mastodon に投稿します。
  2. Misskey に Mastodon アカウントの投稿が流れてきます。リアクションします。
  3. リアクションすると、MMastodon にリアクションが表示されます。
  4. Mastodon に通知が来ます。

ついでにやったこと

横長絵文字のサポート

kmyblue からの移植です。絵文字はマウスカーソルを hover すると 2 倍に大きくするようにしました。

カスタム:
オリジナル:

絵文字ピッカーを大きくする

オリジナルは 8 列ですが、これを 5 列にして絵文字を 40px にしました。

カスタム:
オリジナル:

ソースコード

ここにあります。Mastodon のリリースに合わせて rebase していく予定です。

2025-09-14 奥多摩湖~大菩薩ライン~甲府盆地ドライブ

9/14 に奥多摩湖→大菩薩ライン→甲府盆地→中央道で一周してきました。出発は朝の 4 時。こんな時間から借りられるのもカーシェアの良さです。この日はブルーのアクアがお供です。

首都高から中央道に入り、八王子 IC で降りて、まずは奥多摩駅を目指します。途中トイレ休憩で寄ったコンビニで夜が明けました。

奥多摩駅は小さいながらも風格がある駅です。2 階は喫茶店になっているそうです。

この後は奥多摩湖を目指します。途中こんな橋の遺構を見つけました。奥多摩駅から小河内ダムの建設現場までを結んでいた貨物線の跡です。

奥多摩湖に着きました。小河内ダムによるせき止めでできた湖です。まだ朝の 6 時ですがぼちぼち人がいます。

ダムから見下ろすと結構迫力があります。

この日の貯水率は 65.8% でした。ダムを渡ったりして一通り見物したあと、青梅街道から大菩薩ラインへドライブを開始します。奥多摩湖の入り組んだ地形をたどりつつ、岬になっている部分はトンネルで抜けるというルートです。トンネルは直線ですが明りの部分はうねうねとカーブが続きます。山梨県丹波山村に入ると謎の石塔がお出迎えです。Google Map には「二十三夜塔」とあります。

ここからはトンネルは減りカーブが続く道となります。柳沢峠を抜けると急勾配で下っていきます、途中 2 段のループがあり、ループとループの間に展望スペースがあります。ここからは富士山が良く見えました。

標高も 1400m ほどありますので、自宅の近所で買ったパンの袋がパンパンになっていました。

この展望スペースは旧道の上にあるようです。

ループがあることを示す看板もあります。

ここからはひたすら下って、勝沼ぶどう郷駅を目指します。途中展望スペースがあったので寄り道します。甲府盆地の塩山市街を一望できます。

勝沼ぶどう郷駅には EF64 と旧駅の遺構が残されていました。

ここから国道 20 号を通って初狩駅を目指します。

初狩駅はスイッチバックの遺構が残っており、東京と山梨を結ぶのに急勾配で乗り越えていた時代のものです。今ではトンネルで山を突き抜けていますが、トンネルもろくに掘れなかった時代は山にへばりついて急勾配と急カーブで乗り越えていました。

というわけで、見たかったものは見れましたので、大月のガストで昼食を食べて帰路につきます。

この時点で 13時。連休の中日と言うのもあったのかもしれませんが、中央道は渋滞しておらずすいすい行けました。日の出前に出発して誰よりも早く帰ると気分がいいものです。

今回のルートです。

小幌駅に7時間滞在してきました

秘境駅 No.1 の小幌駅に行ってきました。せっかくなのでたっぷり堪能したいと思い、7時間コースで行ってきました。

小幌駅へ

東室蘭 7:27 発の長万部行きに乗ります。小幌駅まではおよそ 1 時間。この時点でだいぶ暑いです。北海道は涼しいんじゃなかったのかよ。

8:34 に小幌駅に着きました。降りたのは私一人。

行ってしまいました。

風の音しかしません。数百メートル離れたところに道路が有るので、たまにそこを走る車の音がかすかにします。
上り列車の時刻表です。次の列車は 6 時間半後です。

下り列車の時刻表です。始発列車は 7 時間後です。この始発列車に乗って帰る予定です。

上りは4本止まりますが、下りは2本しか止まりません。よくわからない偏ったダイヤです。駅の様子を見て回ります。
トンネルからはうっすら涼しい空気が流れてきます。

踏切遮断器の根本に円形の覆いが付いているのはこのあたりの踏切の特徴です。

釣り目的で来る人も多いのか、駅名標には小さい魚は放せとの注意書きが。

駅はトンネルの間の 80m の明り区間にあります。小幌駅は単線区間の行き違いを行うための信号場として設置されました。複線化と同時に仮乗降場になり、JR 化と共に正式な駅になりました。仮乗降場になったのは周辺に集落があったからのようです。
駅ノートと周辺案内があります。

トイレもあります。待合室はありません。

あとは保線区の詰所と電気所の機器室があります。

岩屋観音

小幌駅から少し歩いたところに岩屋観音というものがあるとのことですので行ってみました。駅から少し歩くと森の中に入り丁字路があります。左に行きます。

いきなりこれです。ちゃんと水平で撮っています。急斜面の上り坂が現れ緊張感が出てきます。

そして倒木。

倒木は 2 本だけでしたが坂道はきつく、3分くらい坂道を登っては休むを繰り返します。暑いので余計に疲れます。また、ヒグマもいそうなので「もりのくまさん」を歌ったりしましたが、意義切れするので 1 番しか歌えませんでした。終盤は滑りやすい急斜面が続きます。ロープが垂れ下がっているのでこれにつかまって降ります。沢に到達したらもう少しで到着です。断崖に囲まれた浜に出ました。

海岸に設置された船着き場が目を引きます。

右手に岩屋観音があります。洞窟の中にある神社です。「観音」なのに神社 ?

洞窟の中には仏像があります。これらは円空上人が彫ったとされる仏像(のレプリカ)だそうです。

石仏もあります。

近くには庫裡があります。こちらは「巌屋」表記です。奥にはトイレもあります。

庫裡の近くにベンチがあるのでしばし休憩します。虫だらけなので深くは腰かけません。毛虫も落ちてきました。遠くに見えるのは長万部でしょうか。

岩屋観音までのルートはこんな感じです。地図の道とはだいぶ違います。

小幌駅に戻る

11:00 に小幌駅に戻ります。岩屋観音の浜にそそぐ沢に橋がかかっており、そこを渡るのですが渡らずにそのまま沢を上りかけてしまいました。危うく遭難するところでした。違和感に気づいてリカバリーできました。山道をそのままさかのぼって小幌駅に着きました。30 分くらいでした。

帰りの列車まで 3 時間。特急列車は 1 時間おきに来ますので流し撮りをしてみます。列車が来る前にトンネル内の作業員用の警報音が鳴り、駅の構内踏切の音声アナウンスが鳴ります。この音が聞こえるまでは保線区の詰所の屋根の日陰で待ちます。

貨物列車も来ました。

そういえば、「文太郎浜」の方には行ってませんでした。疲れてましたがせっかく来たので行ってみます。

文太郎浜

文太郎浜へのルートにも急坂がありますが、岩屋観音への道よりはハードではないです。

小幌駅周辺に海水浴場があったそうですがこの辺だったのでしょうか ?

ゴロゴロした石に波が引くとしゅわしゅわと音がして心地いいです。特に見ものもないので小幌駅に帰ります。

小幌駅ふたたび

小幌駅に戻って特急列車の流し撮りをしながら時間をつぶします。それにしても暑い…

そして 15:06 の上り列車がやってきました。3 人降りてきました。平日なのでこんなものでしょう。

帰還

いよいよ帰りの列車が来る時間になりました。トンネルから霧が噴出してきて、列車が出てきました。

7 時間かけてたっぷり小幌駅を堪能してきました。もう二度とやることはないでしょう。

Ubuntu の更新で ThinkPad のポインティングデバイスが使えなくなった

ThinkPad X1 Extreme に Ubuntu 20.04 をインストールして使っているのですが、ある日カーネルアップデートをインストールしたら、ポインティングデバイスが一切効かなくなりました。これを復旧したときの記録です。

復旧手順

  1. /etc/default/grub を編集し、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT に以下の記述を追加します。
    1
    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="i8042.nopnp=1 pci=nocrs"
  2. GRUB を更新します。
    1
    update-grub
  3. 再起動します。

参考

Camflix フィルムデジタイズアダプター FDA-135L を買いました。

Camflix のフィルムデジタイズアダプターの中望遠レンズ用の FDA-135L を買いました。それまでは Nikon のフィルムスキャナー CoolScan 5000ED を使っていたのですが、いい加減古くなってきたのと、フィルムをスキャンする機会もそんなにないので、断捨離するつもりで購入しました。

セットアップ

まず三脚を用意します。

三脚にレンズを付けます。使用するレンズは Canon EF100m F2.8L Macro IS です。

FDA-135L を取り付けます。FDA-135L のフィルター径は 62mm なのに対し、Canon EF100m F2.8L Macro IS のフィルター径は 67mm なのでステップダウンリングが必要です。

カメラを取り付けます。使用するカメラは、Canon EOS 5D Mark III です。

撮影

フィルムストリップのアダプターにフィルムを挟み込みます。アダプターは 5 コマなので1コマはみ出ます。

FDA-135L の本体にアダプターを差し込んで、

撮影します。FDA-135L は長さが調節できますので、ピントが合う位置まで伸び縮みさせます。光が必要なので窓際で撮影します。

Adobe Bridge で撮影結果をレビューします。EOS Utility を使えば撮影しながらレビューできます。

作例

どれもこれも暗いですが、トーンカーブをいじればそれなりに見られるようになります。ライトボックスでフィルムと見比べながらやるのがベターなのですが、面倒なので無調整で出しています。

まとめ

最近はカメラの解像度も上がっており、最近の微妙なフィルムスキャナーを買うよりかはこういうツールを使うほうがきれいにデジタル化できると思います。
ただし、準備が面倒くさいので相当気合を入れないと使わなさそうです。

Ubuntu の UEFI デュアルブートの復旧

Ubuntu で ThinkPad X1 Extreme の Firmware のアップデートをインストールしたら、デュアルブートの Ubuntu が起動しなくなりました。これを復旧したときの記録です。

USB メモリから Ubuntu を起動

  1. Windows で Ubuntu 18.04 の Live-DVD の ISO イメージをマウントします。
  2. 内容をフォーマットした USB メモリにコピーします。
  3. マシンを再起動します。
  4. Lenovo のロゴが出たら Enter キーを押します。
  5. F12 を押して USB から起動します。

GRUB を再インストール

  1. lsblk でデバイスの一覧を取得します。
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    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8
    9
    10
    11
    12
    NAME          MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT

    ...

    nvme1n1 259:0 0 953.9G 0 disk
    ├─nvme1n1p1 259:2 0 260M 0 part
    ├─nvme1n1p2 259:3 0 16M 0 part
    ├─nvme1n1p3 259:4 0 952.6G 0 part
    └─nvme1n1p4 259:5 0 1000M 0 part
    nvme0n1 259:1 0 953.9G 0 disk
    ├─nvme0n1p1 259:6 0 258M 0 part
    └─nvme0n1p2 259:7 0 953.6G 0 part
  2. Windows のディスクには 1000MB のリカバリ領域がありますので、それがない nvme0n1 の方をマウントします。また、/dev などもマウントします。そうしないと grub-install が失敗します。
    1
    2
    3
    4
    sudo su
    mount /dev/nvme0n1p2 /mnt
    mount /dev/nvme0n1p1 /mnt/boot/efi/
    for i in /dev /dev/pts /proc /sys /run; do mount -B $i /mnt$i; done
  3. mnt に chroot します
    1
    chroot /mnt
  4. GRUB をインストールします。
    1
    2
    3
    grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot/efi --bootloader-id=ubuntu
    Installing for x86_64-efi platform.
    Installation finished. No error reported.
  5. 再起動します。

参考